我が家のアライグマ・ブレンダの赤ちゃん誕生!
前回のブログでご紹介した、我が家のデッキ下に住むアライグマのブレンダは今やすっかり私達に慣れ、彼女に会いに我が家を訪れる人達も。。。人々の話によると、大人になるまで野生で育ったアライグマがここまで人になつくのは珍しいとのこと。インド時代に多くの動物達と過ごして育ったポールは、野生の猿やマングースを飼いならしていたこともあるため、その動物とのコミュニケーション能力には私も驚くばかりです。
ブレンダ
とは言え、野生のアライグマと同じ屋根の下に暮らす以上、こちらにも様々な責任が生じます。特にアライグマは狂犬病を持っている可能性もあるため、地元の役所に問い合わせをしたところ、政府の対策プロジェクトにより、この一帯では以前から狂犬病は壊滅しているとの報告を受けました。 そのプロジェクトとは、エサにくるまれたワクチンをヘリコプターで空上から森に撒いているとのこと!
そんなある夜、いつものようにブレンダにエサをあげていたところ、デッキ下に戻った彼女が今まで聞いたことのない「クゥークゥー」といった小さな声を度々発していました。 ふと、日本の実家で飼っていた猫が子猫を呼ぶ時の声が蘇り、「これはもしかしたら子供がいるのかもしれない!」と急いで懐中電灯を取りに。。。
デッキ下の巣の入口に光を当て、待つこと2~3分、、、なんと小さなアライグマが一匹ひょっこりと顔を出し、こちらを見ています!!! 続いて2匹のアライグマが現れ、あまりの感動と可愛さに思わず大声を上げたくなりましたが、声を出して彼らを怖がらせてはいけないと思い、ジェスチャーでポールを呼びました。
すると、初めて見る人間を恐れてデッキ下の暗がりからなかなか出てこない子供達を、ブレンダが例の鳴き声で私達のいる方向へ誘導します。。。まるで「この人達は大丈夫だから、出ていらしゃい」と言っているかのよう。。。ママの声を聞いて安心した子供達はおそるおそる姿を現し、不思議そうに私達の匂いをかいでいます。彼らにとって、ブレンダ以外に初めて見た生きものは、おそらく私達でしょう!
アライグマは春に子を宿すため、子供達は生後約2~3ヶ月といったところでしょうか。すでにミニブレンダと呼ぶにふさわしく、シマシマの立派なシッポを持ち、器用に両手を使ってエサを食べます。
ブレンダと赤ちゃん
そこで早速三匹の子供達に命名。。。まず、タフで食欲旺盛なオスには「ボリス」、、、マイペースで自分だけのワンダーランドに住んでいるようなメスには、不思議の国のアリスにちなんで「アリス」、、、もう一匹のオスには『健次郎』と名づけました。
ママと同じ、シマシマのシッポ!
よいしょっと。
このステップ、怖いなぁ。。。
通常は夜行性のアライグマですが、頻繁に栄養補給の必要な子供達のため、ブレンダは寝る間を惜しんで面倒を見ています。
今朝も日課となったママとの狩りの練習のため、3匹の子供達は裏庭の森へ姿を消しました。ブレンダに続いて木登りをしたり、転びながらもヨチヨチ歩く姿は、この上ないほどに愛らしく。。。一体どこまで出かけるのかしら?と彼らを目で追うと、下方のせせらぎで仲良く水を飲んでいます。
実は3匹のうち1匹でも家の中で飼えたら、、と夢を抱いていましたが、森の中で生き生きとしている彼らを見て、その夢は私達のエゴに過ぎないと改めて気づかされました。
新しい土地で暮らすには色々と小さなストレスがつきものですが、愛くるしいアライグマ達の姿を見ると、そんなストレスも嘘のように消えてしまうから不思議です。越して来た当初には予想もしなかった彼らとの出会いに心から感謝するばかりですが、あとしばらくすると子供達の巣立ちの時期がやって来るのでしょう。 ブレンダ親子を揃って見れるのは、もしかしたら今日が最後かもしれないと思いながら、そのかけがえのない瞬間を愛おしむ日々です。。。
ブレンダ
とは言え、野生のアライグマと同じ屋根の下に暮らす以上、こちらにも様々な責任が生じます。特にアライグマは狂犬病を持っている可能性もあるため、地元の役所に問い合わせをしたところ、政府の対策プロジェクトにより、この一帯では以前から狂犬病は壊滅しているとの報告を受けました。 そのプロジェクトとは、エサにくるまれたワクチンをヘリコプターで空上から森に撒いているとのこと!
そんなある夜、いつものようにブレンダにエサをあげていたところ、デッキ下に戻った彼女が今まで聞いたことのない「クゥークゥー」といった小さな声を度々発していました。 ふと、日本の実家で飼っていた猫が子猫を呼ぶ時の声が蘇り、「これはもしかしたら子供がいるのかもしれない!」と急いで懐中電灯を取りに。。。
デッキ下の巣の入口に光を当て、待つこと2~3分、、、なんと小さなアライグマが一匹ひょっこりと顔を出し、こちらを見ています!!! 続いて2匹のアライグマが現れ、あまりの感動と可愛さに思わず大声を上げたくなりましたが、声を出して彼らを怖がらせてはいけないと思い、ジェスチャーでポールを呼びました。
すると、初めて見る人間を恐れてデッキ下の暗がりからなかなか出てこない子供達を、ブレンダが例の鳴き声で私達のいる方向へ誘導します。。。まるで「この人達は大丈夫だから、出ていらしゃい」と言っているかのよう。。。ママの声を聞いて安心した子供達はおそるおそる姿を現し、不思議そうに私達の匂いをかいでいます。彼らにとって、ブレンダ以外に初めて見た生きものは、おそらく私達でしょう!
アライグマは春に子を宿すため、子供達は生後約2~3ヶ月といったところでしょうか。すでにミニブレンダと呼ぶにふさわしく、シマシマの立派なシッポを持ち、器用に両手を使ってエサを食べます。
ブレンダと赤ちゃん
そこで早速三匹の子供達に命名。。。まず、タフで食欲旺盛なオスには「ボリス」、、、マイペースで自分だけのワンダーランドに住んでいるようなメスには、不思議の国のアリスにちなんで「アリス」、、、もう一匹のオスには『健次郎』と名づけました。
ママと同じ、シマシマのシッポ!
よいしょっと。
このステップ、怖いなぁ。。。
通常は夜行性のアライグマですが、頻繁に栄養補給の必要な子供達のため、ブレンダは寝る間を惜しんで面倒を見ています。
今朝も日課となったママとの狩りの練習のため、3匹の子供達は裏庭の森へ姿を消しました。ブレンダに続いて木登りをしたり、転びながらもヨチヨチ歩く姿は、この上ないほどに愛らしく。。。一体どこまで出かけるのかしら?と彼らを目で追うと、下方のせせらぎで仲良く水を飲んでいます。
実は3匹のうち1匹でも家の中で飼えたら、、と夢を抱いていましたが、森の中で生き生きとしている彼らを見て、その夢は私達のエゴに過ぎないと改めて気づかされました。
新しい土地で暮らすには色々と小さなストレスがつきものですが、愛くるしいアライグマ達の姿を見ると、そんなストレスも嘘のように消えてしまうから不思議です。越して来た当初には予想もしなかった彼らとの出会いに心から感謝するばかりですが、あとしばらくすると子供達の巣立ちの時期がやって来るのでしょう。 ブレンダ親子を揃って見れるのは、もしかしたら今日が最後かもしれないと思いながら、そのかけがえのない瞬間を愛おしむ日々です。。。
この記事へのコメント
かわいい。見たい(笑)
森の中で暮らす彼らはうちの近所のアライグマのようにゴミをあさらなくてもいいのでしょうね。アライグマにとってはいい環境だなぁ。
残り一匹の名前はどうなるのでしょう。兄弟姉妹がボリスとアリスだったらやはりxリスとなるのかな?
そうなんです、赤ちゃんがいました(^ ^)
>森の中で暮らす彼らはうちの近所のアライグマのようにゴミをあさらなくてもいいのでしょうね。
そうでもないんですょ。地元の人達の、彼らのゴミあらしへの苦情をよく聞くので。。。森でエサが見つからないと、近所の人家にやって来るのでしょう。せめてうちのブレンダには、ゴミをあらさなくていいように、ちゃんと食べさせてます。
残りの一匹の名前は、今日決まりました!追伸でブログ内に書きますね。
青さんの『ハト子通信』も楽しみにしてま~す!
ちゅうさんの赤ちゃんも、きっとすっごくかわいいんでしょうね~!
志野さんこの子たち超かわい~~♪♪
しっぽしましま。
あまりにもかわいくてお初コメントしちゃいました!
またあらいぐま便りアップしてください。
いやされますぅ~♪
お初コメントをありがとう♪♪
そうなの、超かわいくてメロメロです(笑)
最近は、それぞれの性格もハッキリして来てますょ~(^ ^)