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zoom RSS 精霊たちの島 ・・やくしま

<<   作成日時 : 2008/08/12 05:34   >>

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東京でのOL生活から一転し、アメリカの自然豊かな環境下で人々の魂を癒す仕事をさせて頂いている私は、人々から「いつ、なぜ、どのようにしてスピリチュアルに興味を持つようになったのですか?変化のきっかけは?」などと聞かれることが多いのですが、おそらくそれは物心がついた頃からだと思います。

幼少期の私は、母親に「人はなぜ生きているの?」「どうして私はここにいるの?」とたずね、母が答えに困ると、さらには近所の人にも聞いてまわり、大人達を困らせていたようです。

小学校に上がる頃になると、鏡を見ては「ここに映っている人は誰だろう?」としばしば思っていたのを憶えています。幼少期には前世の記憶が残っていると言われますが、幼い私もまた、今生の新しい自分の姿に違和感を感じていたのかもしれません。

高校に上がると、放課後は美術部員としてキャンバスに向かう傍ら、まだ見ぬ不思議な遠い世界に触れるため、図書室にある海外の絵本コーナーにこもる日々が続きました。そして美大入学後は、耽美的なアートや映画・音楽に傾倒し、世界の芸術を求めてずいぶんと旅もしました。

その後 実社会の荒波にもまれるうちに、目に見えないものへの憧憬や現実離れした思考は影をひそめてゆきました。

時が過ぎ、華やかな都会でのライフスタイルに満足はしつつも、同時に仕事のプレッシャーやストレスが増え続け、身体の不調は長らく続き、気づけば恋愛の泥沼にも落ちていました。

そんなある日、ゴールデンウィークを共に過ごせそうにない元彼に代わり、親友の女性が屋久島への旅を提案してくれました。

世界自然遺産として知られているにも関わらず、あの頃の私は島の名すら初耳で、「え?オクシマ? 知らないけど、何も予定はないから行こうかな。」といったありさまでした。また現地ではトレッキングやカヌーで川下りをすると聞き、大人になって初めてスニーカーを購入した次第です。

鹿児島空港からプロペラ機で到着したかの地は、島全体を覆う森と静かな海以外には何もない島。。。宮崎駿監督の「もののけ姫」の舞台としても知られ、年間降雨量が日本で最多の記録も持つ「水の島」でもあります。

宿に着く頃には、マイナスイオンたっぷりの空気に都会で疲れた肌が一挙に息を吹き返しました。トレッキングの途中では霧雨が豪雨に変わり、ずぶ濡れになりながら樹木から流れ落ちる雨を飲み干したりも。。。そして晴れた翌日は、旅館の人が作ってくれたおにぎりを手に、苔むした森として名高い白谷雲水峡へ。

そこで私達は、目の前に現れた鹿に導かれるようにコースからはずれ、気づけば人の気配が全く無いけもの道に入り込んでしまいました。突然目の前に広がったのは、空が見えないくらいに木々で覆われ、足下にはせせらぎが流れる大きなドーム型の空間。。。道に迷ったのも忘れ、二人で子供のようにはしゃぐうちに、ふと何かが沢山まわりにいるのを感じたのです。そう、、目には見えないものの、太古の昔から住み続ける森の精霊たちが沢山と!!!

普段は人が足を踏み入れない場所だったからこそでしょう、、、一般の山道へ戻ると、すでに「彼ら」の気配は消えていました。それは私が生まれて初めて、目には見えない存在と確実に触れ合った神秘的な瞬間でした。

あれから数年が経ち、パワースポットという言葉が流行り始め、屋久島がさらに有名になり、今では樹齢三千年以上の縄文杉を訪れる人数制限も行われているとのこと。。。そして「屋久島は、島に呼ばれた人が行かれる場所」と聞きました。

確かに心身ともに限界まで疲れきっていた私を呼び寄せ、瞬時に癒してくれたのは、島の大自然と、そこで出会ったあり得ない程に暖かい人々でした。きっと屋久島を訪れ魅される人々が、島に呼ばれる理由はさまざまなのでしょう。。。

おそらくあの旅から、内なる自分への旅も静かに始まっていたのだと思います。そしてその内なる旅の過程では、幼少の頃の「どうして私はここにいるの?」という疑問と向き合うことになり、次第にその答えもクリアなって行きました。

その後もずっと、屋久島は私の魂に光を降り注いでくれています。

そしてまたいつか訪れたいと思う反面、 こんな声も聞こえます。

「もう君は大丈夫だょ、、ここに戻って来なくても。」

ありがとう、精霊たちの島、やくしま。。。


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*写真は同行の友人によるものです。


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コメント(2件)

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屋久島はいつか行きたい所リストに入っています。高低差による気温の違いが大きく、日本に生息する植物の80%がここに育っているのだとか。私は都会育ちではないので、Shinoさんと違った気を感じる(感じない?)かもしれません。
青色吐息
2008/08/12 13:51
青色吐息さん

そうでしたか。
確かに高低差で気温や雨量がずいぶん違いました。
植物も見応えありましたょ!大きなシダの葉とか。。。
ちょっとやそっとのレインフォレストではなかったです。

行きたいリスト、私も作ろうかな。
いつかオーロラとバオバブの木を見てみたいんですよね〜。



Shino
2008/08/12 14:44

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